2016.7.3『在京(首都圏)岐阜高校同窓会総会』♪イベント演奏♪~その2~
場所:東京ドームホテルB1:大宴会場「天空」にて
6時半起床。ある程度準備を整えてから、朝食会場へ。
モーニングビュッフェで、美味しい朝食をしっかりいただきました。
9時から10時まで、本日の会場「天空」にて、音響リハーサル。
演奏前のMCのBGMを入れてもらうタイミングなど、音響担当の方との
打ち合わせもしなければならないので、時間が足りません。
大急ぎで、今日の流れと音響を確認して、慌ただしくリハーサルを終了。
岐阜県立岐阜高校は、伝統ある名門校で、創立143年を迎えます。
校訓は、「百折不撓(ひゃくせつふとう…幾度失敗しても志をまげないこと)
&自彊不息(じきょうふそく…自ら努め励んでやまないこと」。
校風は、『一貫して自主自立を旨とし、学問を愛し、学力を培うとともに、
たくましい気力・体力を磨かんとするものです。「文武両道」をモットーに
…校風のもと、いつの時代にも、英知にあふれ、調和のとれた人間の育成を
めざしてこの校風は受け継がれています。』…という素晴らしいものです。
改めて、素晴らしい高校を卒業させてもらったのだな~と、感じつつ…。
今日は踊りも披露させていただくので、袴を着付けて、準備完了。
総会はいつもより15分早めたそうで、10時45分に開会の辞で始まりました。
在京同窓会会長の挨拶、ご来賓の挨拶…岐阜高校在校生の活躍…
「科学の甲子園」への取り組みと成果(準優勝&第3位)も発表されました。
そして議事が終わると、いよいよ私たちの出番です。
控え室から厨房を通って裏でスタンバイ。緊張の時間です。
和奏楽・津軽三味線・里奏会と会主:新津里奏の丁重なるご紹介をいただき、
恐縮しつつ、自己紹介を兼ねて、まずは津軽三味線との出会いの話をしました。
第1部の初めは、ご出席の皆様の輝かしいご活躍とご健康、そして、
同窓会のご盛会を祝って、祝いの歌から「黒田節」をお届けしました。
里奏の舞もご披露させていただきました。
続いて、「南部俵積み唄」では、皆様にお手拍子を合わせていただきました。
三味線のルーツや津軽三味線の特徴などの話も交えて、次の演目は、
「修行の旅」…胡弓の音色で佐渡おけさ~古調あいや節~津軽あいや節~
そして、評判の良い「風雪流れ旅」(MC入り)を聞いていただきました。
皆様の優しい眼差しと、温かい大きな拍手に支えられ、
里奏会のメンバーも緊張がほぐれて、乗ってまいりました。
いよいよ、1部の最後は「津軽の冬景色」…
和製ジャズとも言われている所以、津軽三味線の醍醐味である
ソロ演奏から始まるこの演目は、里奏会オリジナルの曲弾きで、
津軽じょんから節新節の合奏で盛り上がります。
いつも緊張のソロ演奏ですが、静かな会場に心地よく響く音色に、
温かい拍手をいただくと、その後の合奏曲にも力が入ります。
テンポ良く、皆んなのバチも揃って迫力ある演奏となりました。
盛大な温かい拍手につつまれて、無事1部が終了しました。
また厨房を通り抜けて控え室へ戻り、里奏は袴を着替えて、会場へ。
同級生の皆さんが、声をかけてくれて、評判もよろしいようです。
『普段はあまり出席しないけど、津軽三味線が聴きたくて来たんやよ。
男の人のは聞いたことがあるけど、女性でも弾けるんやね~。』…
期待にお応えできたかどうかは別として、その言葉を伝えるために
私の席まで来てくださったことが、とても嬉しく感激です。
美味しいお料理を少しいただいていると、もう2部の準備をしてくれとのこと。
は~い、分かりました。皆様に喜んでいただけるようにと、2部構成にしました。
岐阜高校同窓会スペシャルバージョンです。
2部は、皆様に参加していただくコーナーです。
まずは、津軽じょんから節六段で、ご挨拶。
続いて「ふるさと津軽」…ラッセラ・ラッセラ・ラッセ・ラッセ・ラッセラの
掛け合いに参加していただいて、盛り上がりに更に勢いをつけてもらいます。
わっ!途中で3の糸が切れてしまいました…最近良く切れますが…、
唄に入っていたので、お囃子をかけながら、大急ぎで糸を張替えて、
何とか「帰って来いよ」が始まる前には間に合って、良かった良かった。
この3月に行なった「サイパン・コンサート」の時に、リクエストいただいた曲
『上を向いて歩こう~SUKIYAKI SONG~』を皆さん一緒に合唱してもらいました。
さすが岐阜高校!。英語で歌ってくださっている方もみえて、嬉しかったです。
次の曲は『ふるさと』。…清流長良川・岐阜城と金華山…
自然が美しいふるさと、岐阜を思い出していただこうと、この曲を選びました。
思い出していただいたところで、岐阜の夏の風物詩「郡上踊り・かわさき」を
一緒に踊っていただこうとの算段です。
ご存知ない方や、忘れてしまっている方にも参加していただきたく、
2~3度踊り方を練習していただいてから、始めました。
最初は躊躇していた方々も、徐々に踊りに参加してくださり、
段々と輪が大きくなってきたところで、残念ながら終了となりました。
それでも、予想以上に多くの方にご参加いただき、大変嬉しく思いました。
終了後には、『素晴らしい!良かった!』『すごいね~!』『感動した~』などと
嬉しいお言葉を沢山頂戴し、会長の奥様も一緒に記念写真を撮ってくださったり、
昔懐しい先輩がいらしたりして、幸せな気持ちで心が満たされました。
昨年はプロのシンガー・ソング・ライター上田正樹さん(岐阜高校中退?)が
来てくださったそうですが、この懐しい先輩とご縁があり、呼ばれたとのことでした。
昨年の話は聞いていて、その後では荷が重いな~、とは思っていました。
でも、里奏会はプロではないし、ジャンルも違うし、競う必要もないし…。
とにかく、同窓会を盛り上げ、皆様に喜んでいただけるよう、精一杯務めました。
その心意気が皆様にも伝わったようで、お陰様でとても楽しい演奏になりました。
時間が押しているとのことで、休憩なしで続けて、最後の「応援団団歌」と
「岐阜高校校歌」斉唱に入りました。「応援団団歌」の指揮を執るのは、
学生当時からの適役で、渡辺君。当時のままの力強く声量のある掛け声とともに、
ピアノの伴奏で歌われました。里奏会は太鼓で参加です。
最後の最後「岐阜高校校歌」斉唱では、三味線も加わり、太鼓とともに、
伴奏を付けさせていただきました。かなり練習しましたが、一番心配の種でした。
篠笛を入れるために、半音上げて調絃をしていたのですが、どうやら、
ピアノ伴奏も入れていただけそうだったので、急遽、篠笛は遠慮して、
ピアノのキーに合わせて調絃し直しました。…が、今度は逆に
ピアノの方が遠慮して、伴奏を止められてしまい…、とても残念でした。
ピアノとコラボしてみたかったのですが…。打ち合わせができていなくて、
申し訳なかったです。…が、何とか無事、三味線と太鼓で伴奏できました。
…結構良かった、と言ってくださる方もいて、ほっとしました。
閉会後には、幹事学年全員が壇上に上がり、記念写真を撮りました。
素晴らしい同窓会に、素敵な舞台でイベント演奏をさせていただき、
本当に有難うございました。一生の記念になります。
亡き母も、病床の叔母も、同窓生です。叔母は今回出席はできませんでしたが、
とても喜んでくれています。母もきっと天国で聴いてくれていたと思います。
このように貴重な演奏の機会をいただき、心から感謝申し上げます。
強い絆と温かい友好の心で結ばれている、岐阜高校同窓会の輪が
更に広がり、益々ご盛会となりますよう心よりお祈り申し上げます。
この後、2次会~3次会~4次会までありました~。
東京ドームもライトアップされて、キレイに輝いていました。
同窓生っていいね~。在学中にあまり話もしなかった人とも話ができ、
また新たな友好が生まれ、楽しいひとときがあっという間に過ぎました。
また再来年…今度は岐阜でお会いしましょう!。