★11月29日(日) 快晴… 全国大会2日目!
07:30 昨夜遅くまで飲み会をしていた男性陣も、
元気な顔で朝食会場に集合。
今日は、後発隊と応援団で4人が加わり、総勢14名参加。
朝食後、出番の早い人は着替え、出番の遅い人は、清々しい琵琶湖
湖畔へ朝の散歩に出かけました。… 出発前に旅館の前で記念撮影。
09:20 開場・受付開始… 今日は、独奏と団体の合計8部門があり、
受付が開始される前に、朝早くから大勢押しかけていました。
10:00 ◎独奏の始まり始まり… まずは、高年部門~少年少女部門~ です。
26.細田敏彦(新津里竿) … 今年も高年部門で挑戦します!
紋付袴での登場です。気合が入っています。なかなか落ち着いて演奏でき
とても良かったと思います。高年部門は60歳以上しか出場できませんが、
高年といっても、若い時から弾いている人は、なかなか味のある演奏をします。
若い人のようなスピードのある力強さは出せなくても、音色で勝負したいところです。
里竿さん、とても心のこもった演奏で良かったです。
12:30 ◎休憩をはさみ、団体部門(課題曲六段)の演奏の後、
13:30 ◎一般女子部門~一般男子部門・独奏の出番です。
69. 新津里奏 … 一般女子 部門で出場です。
通常、独奏というと「津軽じょんから節」のアレンジ曲なのですが、
今年はしいて「津軽よされ節」にチャレンジしてみました。じょんから節のような
派手さはないのですが、3拍子系のちょっとゆったりした感じが好きなんです。
じょんから節とは勝負にならないかもしれないとは思ったのですが、
敢えてチャレンジしました。… お弟子さん達は音色がきれいだった。とか、
堂々と演奏していてアッパレだった。とか、褒めてくれました。ただ、いつもは
3分30秒位で演奏している曲なので、2分30秒に縮めるのがなかなか難しく、
制限時間をオーバーしてしまいました。
残念ながらこの減点がかなりひびいたことは否めません。
104.大橋信夫 (新津里大)… 一般男子部門で出場です。
出番まで一番熱心に練習していました。「頑張ります」と言って張り切って
舞台に出て行きました。里大さんはいつものことですが、熱い想いがあります。
この熱さは程よく出るとバッチリなんですが、時として熱くなり過ぎてやけどを
することがあります。〝過ぎたるは猶及ばざるが如し″。今回も心配していましたが…、
やはり力が入り過ぎました。間やリズムが狂うと、かなりの減点です。
熱い想いの中にも、もう少し冷静さがほしいところですね~。
後は残すところ「団体・オリジナル部門」だけとなりました。
1時間も時間が押したので、練習し過ぎて?ちょっと待ちくたびれましたー。
控え室で同室となったのが「早稲田大学津軽三味線愛好会三津巴」の皆さん。
… 今回の優勝チームです。曲想が若いです。ノリがいいテンポもいいです。
平均年齢約20歳、ドンドンバンバンバチバチと力強い音で練習しています。
それに引き換え、里奏会の平均年齢約60歳、イマイチ迫力で負けています。
みんな若き大学生の気迫と力強さに圧倒されていま~す。…
力で勝負しないで、里奏会は年の功で頑張りましょう~!
16:30 独奏曲(オリジナル曲)部門 … 1時間も押しての出場となりました。
122. 和奏楽津軽三味線里奏会 … いよいよ出場です。
出番直前に「100人で出場する会があるので赤い毛氈を敷きましたので、
申し訳ないですが、草履を脱いで上がってください。」とのこと…。
ただでさえも、ひな壇の高さが高くて足が届かないのに、草履を脱ぐと
一層届かなくなります。また、2列目は正座になるので足の分だけ膝が
高くなり三味線の位置がいつもと異なり、ツボが狂いやすくなります。…
余りにも急な申し出に些か戸惑いつつも、いよいよ出番となりました。
マイクは1本真ん中やや上方にあるだけ。モニターも聞こえません。
これでどうやって揃っているのかどうか確認できるのでしょうか?。
自分の音より後ろの人の音がよく聞こえます。… 何か速いね~。
団体演奏は、他の人の音を聞きながら合わせていく競技なので、
皆の音が聞こえるようにしてもらえると有難いです。
独奏の時のように、モニタースピーカーが欲しいですね~。
応援団の「頑張って~!」という声に応えて、皆で頑張りました。
♫…あっという間の3分30秒…♫
最前列で聞いていた応援団は、スピードもあって、迫力があって良かった!。
と、とっても嬉しい感想を聞かせてくれましたが、後ろの方で聞いていた人は、
私の替手が聞こえてこなかったとのこと。マイクに入っていなかったのかしら?。
…ということで、やはり結果は然り…。
★アトラクション [津軽民謡コンサート]
昨日に続き、審査員の先生方によるアトラクションです。
唄も津軽三味線も太鼓も尺八も素晴らしく、充分楽しませていただきました。
特に、尺八の「津軽山唄幻想曲」には、感動させられました~。
早く帰りたいとの声もありましたが、最後にお楽しみ抽選会があります。
今年は、特賞が台湾旅行(15万円相当)ということもあり、最後まで残ることにしました。
…でも、 里奏会で当たったのは、ティシューボックス5箱セット3セットだけでした。
★反省点・今後の課題
●前日のパフォーマンスに力を注ぎ、2日続きの出場で集中力が続かなかったのでは?
●キーの高さを低くしたので、曲の力強さ・切れ味がイマイチ出なかったのではないか?
●皆の音が聞こえなくても、一定の速さで演奏する練習を各自しないといけないのでは?
●ハッピを忘れたので、留袖で出場することになった。見栄えより演奏第一にすべき?
●正座でもいつものように演奏できるように、練習しておかなければいけないのでは?
●本手と替手のバランスが悪かったのでは?。次回は替手を2人にしてはどうか?
●やはり、人数が多い方が迫力も出るし、お互いの音が聞こえやすくなるのでは?
…だから、今度は「課題曲六段」の部門で大勢で出場してはどうか?
等々、反省点は尽きることなく、まだまだ今後の課題が山ほどありますね~。
更に、精進してより良い演奏ができるよう、皆で力を合わせて頑張りましょう!。
全国大会1泊研修旅行は、何十年振りかの修学旅行みたいで楽しかったで~す。
大会参加に当たり、色々とお世話をいただきました竹田様始め実行委員会の皆様、
本当に有難うございました。また、審査員の先生方におかれましては、長時間に渡り
大変お疲れ様でございました。来年もどうぞ宜しくお願い致しま~す。